『ラストポートレート ~ちいさな命のかがやき~』写真展のご報告
去る5月16日~20日の間、『石垣島しっぽの会』主催・石垣市後援により

石垣市立図書館にて、写真展「ラストポートレート ~ちいさな命のかがやき~」を開催いたしました。
フォトジャーナリストの児玉小枝さんより写真をお借りし
「どうぶつたちへのレクイエム」「明るい老犬介護」「ラストチャンス!里親という選択」の三部からなる写真展。
ご覧いただいた写真は、動物収容施設で命を絶たれようとしている誇り高き最期の肖像、
家族の愛と献身的な介護に見守られながら天寿を全うしつつある最後の写真、
そして里親に引き取られることによって”殺処分”をまぬがれた幸運な子の姿です。
不幸な命を少しでも減らすために、一人でも多くの方に日本のどうぶつたちの現実を
知っていただくきっかけとなれば… との願いを込めて、開催させていただきました。

図書館のご厚意により、たくさんの関連図書も準備され

開催初日には、石垣中山市長も来場されるというサプライズ!

島のわんにゃんの写真も出展しましたよ!

重いテーマにもかかわらず、たくさんの方々にご来場いただきました。


マスコミの取材もありまして

翌朝のローカル紙1面に記事が掲載されました。

来場された方々からいただいたアンケートの一部をご紹介させて頂きます。
・ ペットショップで高いわんちゃん達を買うのではなく、捨てられた子たちの里親さんに
なってほしいです。
・ 何も悪いことはされていないのに殺されるなんてかわいそう。(小3 女子)
・ This is a very good idea. We need to learn more about kindness to animals.
Thank you.
・ ガス室にいた犬のほとんどが首輪をしていました。皆、もう亡くなってしまったのですね。
安楽死ではなく窒息死だと言うこと、初めて知りました。沖縄がワースト県だということも…
このような犬や猫たちが減っていく事を、人間の意識・マナー・モラルが向上することを
願います。
・ 捨てられた犬たちの悲しい目、切なすぎます。
どうして家族の一員という意識が持てないのでしょう?
飼い主さんたちの責任感を育てていかなければ… こういう運動は頑張って欲しい。
けれど、こんな運動をしなくていい世の中になってほしい。
たくさんの方々より、心のこもったメッセージをいただくことができました。
そして5日間に渡った写真展も無事終了。
『石垣島しっぽの会』による、初めての活動となりました。
写真展開催にあたり、大切な写真を快く貸し出してくださった児玉小枝さん、
ご来場いただいたたくさんの皆さん、熱心にアンケートを書いてくださった皆さん、
開催に関わり手伝ってくださった皆さん、
ツィッターやフェイスブックなどで伝えてくださった皆さん、
展示会場の石垣市立図書館の皆さん…
後援を担っていただいた石垣市。
たくさんの方々の支援のおかげで
無事に開催することができこころから感謝しています。
本当にありがとうございました!

今回の写真展の主役である、今はもうこの世にいない犬や猫たちへ
心からの哀悼と感謝の気持ちを込めて…
* ayapani *