「地域猫ってなあに?」 講演会in石垣島

11月18日(日)横浜市から来ていただいた黒澤泰(くろさわ・やすし)氏による講演会「地域猫ってなあに?」が市役所会議室にて開かれました。

黒澤公園案内
講演前に講師をサザンゲート先緑地公園にご案内

黒澤後ろ全体
新聞で呼びかけたり、市から民生委員(野良猫に関する苦情などを受ける立場)などに周知してもらいました
一般的ではない内容から考えると参加者は多い方でしょう
講師によると内地では年配の参加者が多いのに沖縄本島では若い人が多かったとのこと、石垣島も若い人が多いですね

黒澤アップ
講師近影

黒澤手話通訳
黒澤さんは長年全国各地で講演しているが手話通訳がついたのは初めてとのこと(びっくり!)

黒澤横浜市地域猫
横浜市の地域猫活動の様子
野良猫の世話をする人と猫嫌いの人のトラブルを黒澤さんが仲介して解決した様子をテレビ「ご近所の底力」が取材して放映

講演要旨
●昔から野良猫はいたが野良犬の影にかくれて問題が目立たなかった
●今になって問題になるのは野良犬の管理が進み、猫が目立つようになってきた
●昔より食べ物がよくなり野良猫の生存率も向上
●野良猫の数が増えて糞やゴミ漁り、発情期の鳴き声など苦情が増えた
●野良猫を取り締まる法律はない
●エサやりをやめたら、猫は生きていくために人家に上がりこむなど新たな被害が発生する
●飢餓状況に追いこまれれば生存本能から出産回数が増える
●猫を捨てたのは人なのでトラブルも人が解決すべき
●野良猫は猫の問題ではなく地域の環境問題
●地域の理解と協力による、人と特定の飼い主がいない猫との共存
●キャットフードや糞尿の処理、避妊去勢手術など地域のルールに基づいて共同管理飼育=地域猫
●猫好きの人々のための活動ではなく、むしろ猫嫌いや猫で困ってる人のための活動
●地域猫だけを避妊去勢手術しても数は減らない、放し飼い猫の飼い主にも協力要請
●地域猫活動
 1.苦情内容や場所などの把握
 2.地域住民の合意
 3.野外猫の数や苦情内容、エサ場の状況など実態確認
 4.住民による活動のルール作り
 5.避妊去勢手術・エサ場の管理・トイレ設置・猫台帳を作成して個体管理・里親探し
●地域猫活動の課題
 1.すぐに成果が出ない、時間がかかる
 2.地域猫活動をしている場所に猫が捨てられる
 3,経済的・労力的に負担が大きく持続は大変である
●地域猫で町づくり
 1.心のゆとり、優しさが生まれる
 2.猫を通じて地域の人間関係が円滑になる
 3.地域の活性化
●今からやるべきこと
 1.今後飼う猫は屋内飼育で終生飼育
 2.猫を捨てさせない(捨てる行為は犯罪)
 3.トラブルを解決するために地域一丸となって取り組む 

猫自動撃退器
猫がこの機器の前を通ると不快な音を出して追い払うそうです

今回の講演は本来沖縄本島だけのはずで、この日は観光の予定だったのをトンボ帰りで来ていただきました。
講演が終わるとその足で空港へ!
黒澤さん、ありがとうございました。

by kum

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