猫を飼う前に
猫を譲渡してもらうのに条件はあるのですか、と時々聞かれますので、書いておきたいと思います。
〇飼育環境はペットが飼える条件を備えていますか。
(ペット可のアパート、マンション、一戸建て)
〇家族にぜんそくやアレルギーの方はいませんか。
〇家族全員の同意を得ていますか。
〇完全室内飼育をし、脱走防止の工夫ができますか。
〇避妊去勢手術がまだの場合、生後6ヶ月以上なら、すみやかに手術をしてもらいます。
なんのために譲渡会をしているかと言えば
猫の数を少しでも減らしたいからです(増やしたいからではない)。
譲渡会からもらう猫は必ず避妊去勢手術をすることで
生まれる猫が減るように。
望まれず生まれて捨てられる猫が減るように。
そのための完全室内飼いと手術のお願いです。
猫は一匹一匹性格も違い、いろいろな習性も持ち合わせます。
また病気や怪我もするかもしれませんが、家族としてそれらを受け入れてもらえますか。
〇猫は爪を研ぐため、家の柱や壁を引っ掻くかもしれません。
その場合、壁に貼るビニールの保護シートや爪研ぎ用段ボールなどが必要になります。
また、子猫の時など、障子やフスマや網戸を駆け上がり破ってしまうこともあるかもしれません。

猫は網戸などはかんたんに破ってしまうので
窓にはこのような脱走対策が必要です。

けっこういろいろやってくれます。

猫は高い所へ登るのもお手のもの。
棚の上の飾り物を落とされるかもしれません。
猫にそなえておうちの飾り付けも考えないと。
〇縄張り意識の強い雄は去勢手術後でも、侵入者を防ぐために、家の入口や窓の下などに、自分の存在を主張する意味で、尿を掛け匂いを付ける事もまれにあります。
それも動物が生きていく上での本能ですので、理解してあげてください。
人間とは違う生態を持つのが動物です。
いっしょに暮らす動物の生態を理解し、人間と両者が歩み寄って、共存する。
それがいやならオモチャの犬や猫で我慢するしかありません。
手は掛かるかもしれませんが、無邪気に慕ってくれる猫達は、
あなたの生活にとってきっと掛け替えのない存在になってくれることでしょう。
〇飼育環境はペットが飼える条件を備えていますか。
(ペット可のアパート、マンション、一戸建て)
〇家族にぜんそくやアレルギーの方はいませんか。
〇家族全員の同意を得ていますか。
〇完全室内飼育をし、脱走防止の工夫ができますか。
〇避妊去勢手術がまだの場合、生後6ヶ月以上なら、すみやかに手術をしてもらいます。
なんのために譲渡会をしているかと言えば
猫の数を少しでも減らしたいからです(増やしたいからではない)。
譲渡会からもらう猫は必ず避妊去勢手術をすることで
生まれる猫が減るように。
望まれず生まれて捨てられる猫が減るように。
そのための完全室内飼いと手術のお願いです。
猫は一匹一匹性格も違い、いろいろな習性も持ち合わせます。
また病気や怪我もするかもしれませんが、家族としてそれらを受け入れてもらえますか。
〇猫は爪を研ぐため、家の柱や壁を引っ掻くかもしれません。
その場合、壁に貼るビニールの保護シートや爪研ぎ用段ボールなどが必要になります。
また、子猫の時など、障子やフスマや網戸を駆け上がり破ってしまうこともあるかもしれません。

猫は網戸などはかんたんに破ってしまうので
窓にはこのような脱走対策が必要です。

けっこういろいろやってくれます。

猫は高い所へ登るのもお手のもの。
棚の上の飾り物を落とされるかもしれません。
猫にそなえておうちの飾り付けも考えないと。
〇縄張り意識の強い雄は去勢手術後でも、侵入者を防ぐために、家の入口や窓の下などに、自分の存在を主張する意味で、尿を掛け匂いを付ける事もまれにあります。
それも動物が生きていく上での本能ですので、理解してあげてください。
人間とは違う生態を持つのが動物です。
いっしょに暮らす動物の生態を理解し、人間と両者が歩み寄って、共存する。
それがいやならオモチャの犬や猫で我慢するしかありません。
手は掛かるかもしれませんが、無邪気に慕ってくれる猫達は、
あなたの生活にとってきっと掛け替えのない存在になってくれることでしょう。
ある捨て猫の場合

上の画像を見て、何か変なことに気付きますか?
とある駐車場に止めた車のホイールに縛られた赤いリード。
まさかとリードの先をのぞきこむと

タイヤの上にあがって、エンジンルームに隠れている猫。
もうリードがギリギリにひっぱられてます。
これ助手席側。
運転手が戻ってきて、運転席から乗り込む。
助手席側のこの細いリードに気づけるとは思えません。
エンジン始動。車が動き始める=タイヤが回り出す。
猫はどうなるでしょうか?
この猫を捨てた人は、猫がどうなってもよかったのか。。。
そもそも、この猫に気づいたのは

エサ・水・トイレとフードが置いてあったからでした。
それだけが目に入りました。
だれかが置き餌をしていったのだろうか?
この辺はノラネコの多い場所です。
(ただし、そういう場合も置き餌はダメです。必ず片付けて帰りましょう)
ところが、このトイレの横に封筒が貼ってあるのに気付きました。
中を見ると、

明らかに遺棄です。
誰か見つけた人に無責任に委託する内容。
それじゃ、猫はどこだ?!
そして、車の赤いリードに気付いたわけです。
トイレやフードを置いたのは、「猫のことを考えている証拠」?
いえいえ、もともと繋がれた猫には届かない。
見せかけです。猫を見つけさせるためでしょう。
本当に猫がかわいいなら、車が動いたとたんにグチャグチャ死体になるような捨て方をしないでしょう。
まず、その前に捨てませんけどね。
幸い、この猫は無残な轢死体になる前に、引っ張り出されました。

捨てた飼主は、動物愛護法違反の犯罪者です。
わざと車に轢かれるような捨て方をしたので、虐待と言ってもいい。
この後、猫と付属品一式は警察に届けられ、犯罪の証拠品として、すべて写真を撮られました。
きっと犯人の指紋がついていることでしょう。
猫は警察から保健所へ移動しました。
現在、保健所に収容されてます。
とても穏やかな、すぐに触らせてくれるかわいい猫です。
こんな捨て方をされるのは、あんまりひどい。
事情があって飼えなくなったら、無責任に捨てないで、しっぽの会の譲渡会に参加して
自分で、新しい飼主を見つけてください。
譲渡会で貰い手を捜そうとする飼主さんが、ちゃんといます。
喜んで場所を提供します。
しかし、しっぽの会は引取はしません!
保護した人、事情のある飼主さんのお手伝いをします。
情報拡散協力します。
必要品の貸し出し、アドバイスなど、できることをします。
でも、無責任な飼主から引取はしません!
絶対にしません。
かわいそうな猫を見つけたら
最近、鳴いている子猫を見つけた、保護した、というお問い合わせが多くあります。
譲渡会にもたくさんの子猫が参加しています。
まず、母猫は移動する時、子猫を1匹ずつくわえて移動します。
移動先に、1匹、また1匹と置いていくわけです。
たまたまそういう状態の子猫を見つけても、すぐに保護しないでください。
母猫がやってくるかもしれません。
様子を見ようと、人がすぐ近くで見ていたら、母猫は戻って来られません。
道路脇にいるとか、カラスが襲っているとか、そういう場合は、安全な場所に移動させる必要がありますが。
子猫についてのお問い合わせへのしっぽの会からの回答です。
☆可哀想な猫をみかけたら・・・
いつも石垣島しっぽの会を応援してくださり、ありがとうございます。
温暖な気候で、一年中猫が出産しやすい石垣島では、
しっぽの会に「どこどこにこんな可哀想な猫がいる、保護してもらえないか」
といったご相談が多々寄せられます。
しっぽの会では、保護・引き取り・預りはしておりません。
一定の条件(動物病院でのノミ・ダニ・お腹の虫の駆除、清潔にされ室内で
健康管理されている等々)を満たしている猫であれば、譲渡協力(譲渡会参加)
のお手伝いをさせていただくことは可能です。
それができないのであれば、可哀想ですが、そのままにしておくか、
保健所に相談するか、ご自身のお気持ち、ご判断次第です。
また、保健所は保護してくれる場所でも、治療してくれる場所でもないことを
ご理解下さい。
一定期間内に飼い主さんが迎えに来てくれるか、譲渡可能となり里親希望者さん
が現れない限り処分対象になります。
仔猫を保護したが鳴いてばかりいてどうしたらいいのか分からない、
何を食べさせたら? トイレはどうしたら?等々であれば、
ご相談に乗らせていただきます。
1匹でも多く、飢え、喉の渇き、台風、大雨、厳しい紫外線、虐待などで
苦しむ猫たちが、優しい家族に恵まれますように。
譲渡会にもたくさんの子猫が参加しています。
まず、母猫は移動する時、子猫を1匹ずつくわえて移動します。
移動先に、1匹、また1匹と置いていくわけです。
たまたまそういう状態の子猫を見つけても、すぐに保護しないでください。
母猫がやってくるかもしれません。
様子を見ようと、人がすぐ近くで見ていたら、母猫は戻って来られません。
道路脇にいるとか、カラスが襲っているとか、そういう場合は、安全な場所に移動させる必要がありますが。
子猫についてのお問い合わせへのしっぽの会からの回答です。
☆可哀想な猫をみかけたら・・・
いつも石垣島しっぽの会を応援してくださり、ありがとうございます。
温暖な気候で、一年中猫が出産しやすい石垣島では、
しっぽの会に「どこどこにこんな可哀想な猫がいる、保護してもらえないか」
といったご相談が多々寄せられます。
しっぽの会では、保護・引き取り・預りはしておりません。
一定の条件(動物病院でのノミ・ダニ・お腹の虫の駆除、清潔にされ室内で
健康管理されている等々)を満たしている猫であれば、譲渡協力(譲渡会参加)
のお手伝いをさせていただくことは可能です。
それができないのであれば、可哀想ですが、そのままにしておくか、
保健所に相談するか、ご自身のお気持ち、ご判断次第です。
また、保健所は保護してくれる場所でも、治療してくれる場所でもないことを
ご理解下さい。
一定期間内に飼い主さんが迎えに来てくれるか、譲渡可能となり里親希望者さん
が現れない限り処分対象になります。
仔猫を保護したが鳴いてばかりいてどうしたらいいのか分からない、
何を食べさせたら? トイレはどうしたら?等々であれば、
ご相談に乗らせていただきます。
1匹でも多く、飢え、喉の渇き、台風、大雨、厳しい紫外線、虐待などで
苦しむ猫たちが、優しい家族に恵まれますように。
一生うちの子〜猫ルール
沖縄県による「一生うちの子プロジェクト」
猫飼育に関するルールです。

(クリックで大きくなります)
1. 猫は完全室内飼育
これまでの常識とは違っているかもしれませんが
現在は飼い猫は室内飼育です。
猫は室内で自由に動ければ(特に上下運動が必要)、外に出る必要はありません。
外は交通事故、ケンカ、虐待など危険がいっぱい。
1年間に100匹以上の猫が、石垣市内で交通事故死しています。
2. 猫には白血病、猫エイズなど感染症があります。
これも外に出さなければリスクは減りますが、ワクチン注射もあります。
猫はノミがつきやすいのでご注意。
腎臓が悪くなる猫も多いので、オシッコの色をチェックしましょう。
3. 外にいる猫は、飼い猫か、野良猫なのかわかりません。
むやみにエサやりはおすすめできません。
特に置き餌は近隣の迷惑になるのでやめましょう。
サザゲも含めて、エサを与える場合は器に入れて、食べ終わったら片付ける。
また食べれば、出る物があるのはつきもの。
エサをあげる人は、ウンチも片付けましょう。
そしてエサをあげていれば、繁殖が増え、子猫がたくさん産まれます。
エサをあげたい猫は、必ず避妊去勢手術をすること。
エサやり=手術=トイレ片付け
この三つは最低限のセットです。
近所の人の理解があって、初めて地域猫と言えます。
猫飼育に関するルールです。

(クリックで大きくなります)
1. 猫は完全室内飼育
これまでの常識とは違っているかもしれませんが
現在は飼い猫は室内飼育です。
猫は室内で自由に動ければ(特に上下運動が必要)、外に出る必要はありません。
外は交通事故、ケンカ、虐待など危険がいっぱい。
1年間に100匹以上の猫が、石垣市内で交通事故死しています。
2. 猫には白血病、猫エイズなど感染症があります。
これも外に出さなければリスクは減りますが、ワクチン注射もあります。
猫はノミがつきやすいのでご注意。
腎臓が悪くなる猫も多いので、オシッコの色をチェックしましょう。
3. 外にいる猫は、飼い猫か、野良猫なのかわかりません。
むやみにエサやりはおすすめできません。
特に置き餌は近隣の迷惑になるのでやめましょう。
サザゲも含めて、エサを与える場合は器に入れて、食べ終わったら片付ける。
また食べれば、出る物があるのはつきもの。
エサをあげる人は、ウンチも片付けましょう。
そしてエサをあげていれば、繁殖が増え、子猫がたくさん産まれます。
エサをあげたい猫は、必ず避妊去勢手術をすること。
エサやり=手術=トイレ片付け
この三つは最低限のセットです。
近所の人の理解があって、初めて地域猫と言えます。